礼拝の進行について


礼拝は祈祷書の式文に従って進行します

礼拝は、「日本聖公会 祈祷書」にある式文に基づいて献げられるため、初めての方でも安心して参加出来るようになっています。そこには、司式者、司祭や会衆が唱えるところ、立つ、着席、ひざまずく(現在は着席していることが多いです)などの所作まで丁寧に記載されています。立つところですがお身体が不自由であったり、健康に不安をかかえておられる方は座ったままで結構です。初めての方には案内役がご一緒させて頂きますのでご安心ください。

いずれにしろ、すべてを式文の通りにしなければならないという訳ではありませんので、慣れないうちは、礼拝全体の雰囲気を感じて頂けたら嬉しく思います。

 

仙台基督教会では、この祈祷書を分冊でもご用意しておりますので、それをご覧いただきながら礼拝にご参加下さい。 

教会による礼拝の違い

先に礼拝は祈祷書の式文に従って進行すると申しました。しかしながら、実際の礼拝は、同じ日本聖公会でも教会によって、非常に違った印象を受けるかもしれません。

 

例えば、チャントです。これは礼拝中の賛美や信仰告白、祈りを単に朗読するのではなく、節を付けて歌うものです。同じ聖公会の教会でも節をつけずに朗読するだけのところもあります。また聖歌隊がいるところといないところがあり、聖歌を歌う時の雰囲気も違ったりします。

 

礼拝中の所作(動き)も、教会によって違う場合があります。仙台基督教会では、先ほどの式文に定められている動作以外に手を合わせる、お辞儀をする、十字を切るなどの所作をとっている方もいます。これはその方の信仰のあり方でもあるので、そうしなければならないものではありませんのでご安心ください。

 

いずれにしろ初めて教会にいらした方には、こうした所作を無理に合わせず、式文の言葉であったり、礼拝全体の雰囲気を味わいながらご参加くだされば幸いです。